- 芝生のダニ被害報告例はあまりない
- 芝生にダニがいた場合の駆除方法
- ペットがダニに刺されないための予防方法
ダニって家の庭の芝生にもいるのか気になりますよね。
「ダニは草むらとかにいるイメージだけど、もしかして芝生にもいるの?」
「うちのペットがダニに咬み付かれたら病気になるの??」
…と悩んでいませんか?
ダニ捕り息子
ダニ捕り息子
ダニ捕りの母
この記事では、
芝生にダニがいたときのダニ駆除や対策についてお伝えしていきます。
この記事を読めば、ダニを芝生や家の中に持ち込まない方法が理解できるようになりますよ!
ペットがいるご家庭の方はぜひ読み進めてくださいね。
目次
芝生のダニ被害報告例はあまりないが、マダニには要注意
最近マダニを介しての感染症での死亡例を耳にすることがあります。
ダニ捕り息子
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ダニ捕りの母
マダニは郊外の山や草むら、公園や河川敷などに生息しています。
今のところ都市部の庭の芝生から、マダニが発生したという被害報告は見られません。
しかし、マダニは動物の血液をエサにしているので、動物が出入りできる場所を好んで生息しています。
ダニ捕りの母
ダニ捕り息子
ダニ捕りの母
本来はマダニが生息しない家庭の芝生ですが、万が一マダニがいたとするとその原因はペットかもしれませんね。
ペットがマダニを連れてくる可能性がある
マダニの中にはウイルスを保有しているものもいて、大変危険な害虫です。
一般家庭の庭にはいないとされているマダニですが、ペットを飼っているご家庭は注意が必要です。
ダニ捕り息子
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ペットの散歩コースに草むらや公園がある場合は、植物の陰に潜んでいるマダニが飛びつく可能性があるのです。
知らない内にペットの身体についたマダニが、庭に入り込んでしまうことになり兼ねません。
- なるべく草むらには連れて行かない
- 帰る前に入念にブラッシングをする
- 飼い主も肌の露出が少ない長袖・長ズボンで散歩に行く
ペットを散歩に連れて行く時の注意点を守ることで、庭にマダニを連れ込む危険性を軽減することができます。
「マダニ」に噛まれると感染症リスクがある
マダニに噛まれると痒みだけではなく、感染症のリスクもあります。
マダニの中にはウイルスを持っているものがおり、SFTSウイルスを持つマダニに噛まれると死亡する恐れがあるのです。
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- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- ライム病
- 日本紅斑熱
- バベシア症
- エールリヒア症
マダニの感染症は、犬や猫から人へ感染するものも多くあるので日頃から感染予防に努める必要があります。
芝生にダニがいた場合の3つの駆除方法
万が一、家の芝生にダニがいた場合どのように駆除したらいいか困ってしまいますね。
ダニ捕り息子
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庭の芝生にダニがいた場合の駆除方法は3つ。
- 殺虫剤を使う
- 雑草やサッチを取り除く
- 人工芝に変える
ダニは小さい為に、目につきにくく昼間は芝生の陰に隠れていたりするので発見が難しいのです。
芝生が部分的に枯れていたり、芝生の隙間に穴が開いていたらダニがいるサインです。
早速、駆除方法を詳しく見ていきましょう。
1.殺虫剤を使う
ダニがいるサインを発見したら、先ずは殺虫剤を使ってみましょう。
ダニ捕り息子
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ダニの殺虫剤はダニの駆除が目的か、予防が目的かによって使い分けがされています。
- ダニに直接かけるタイプ・・・ダニが既に発生している場合に使用
- 芝生に散布するタイプ・・・・ダニの発生を予防したい場合に使用
ダニを殺すとされる殺虫剤は医薬品、または医薬部外品として取り扱っていて厚生労働省より認可されているものが販売されています。
使用方法を守って、正しく使いましょう。
2.雑草やサッチなどを取り除く
マダニは草が生い茂るところに生息します。
庭の雑草を取り除くこともダニを寄せ付けない方法です。
ダニ捕り息子
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サッチとは芝刈りの時に刈り損ねた芝や、自然に枯れていった芝が蓄積されたものをいいます。
サッチの蓄積をそのままにしておくと、害虫が発生してしまう原因にもなるのです。
サッチは年に数回取り除くと効果的です。
3.人工芝に変える
雑草を取り除いたり、サッチの処理が面倒なら人工芝に変えてしまうのもダニを防ぐ方法です。
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人工芝の敷き方に問題があると、人工芝の周りに虫がわく原因になってしまうので注意が必要です。
人工芝を敷く前に、下地材を入れたり防草シートを敷くようにしましょう。
また、人工芝にすることで次のようなメリットがあります。
- 雑草が少なくなって、虫のエサが減る
- 光が少なくなり、虫がよって来なくなる
- 地面の水はけが良くなって、湿気を好む虫が来なくなる
- セメント材質の下地材を敷くことで、虫が生活しにくい環境になる
人工芝にすることでマダニの繁殖を防ぐことになります。
そして何より、お手入れが楽なのが魅力ですよね。
ペットがダニに刺された時はすぐに動物病院へ行くべき!生命に関わる可能性も
ペットがマダニに噛まれていても、口から麻薬様物質を出すために気付きにくくなります。
ダニ捕り息子
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マダニはノコギリのようなギザギザした口で吸血します。
その後次のような段階を踏んで、症状が悪化してしまう事例もあります。
また、生命にかかわる犬バベシア症やライム症や、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を引き起こすことでも知られているため、早めの対処が重要となります。
皮膚に咬み付いているマダニの除去が最優先
ペットがマダニに咬み付かれていたら、先ずはマダニを引離すことを最優先にしましょう。
ダニ捕り息子
ダニ捕りの母
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マダニはギザギザしたノコギリのような口先から、セメントのような唾液成分を出します。
これによって、しっかりと皮膚に咬み付いてなかなか取れないのです。
無理やりダニを引離して口器が残ってしまった場合、犬の皮膚が炎症を起こすこともあるので危険です。
動物病院で、専門のピンセットや薬剤でダニの駆除をお願いするようにしましょう。
マダニ刺されを本気でなんとかした人はこちらを必読

マダニの感染症「重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)」には要注意
重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)は当初人間だけが発症するものと考えられていました。
しかし、犬や猫などのペットも発症し動物から人間への感染も見つかったことから問題視されているのです。
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- 6~14日の潜伏期間がある
- 発熱
- 嘔吐
- 下痢
- 意識障害
- 言語障害
- 皮下出血・下血などの出血症状
初期症状は風邪に似た症状ですが、次第に重症化していくのが特徴です。
現在は有効なワクチンや治療薬もない厄介な感染症なのです。
ペットがダニに刺されないための5つの予防方法
マダニは、温かい季節だけ注意すればよいかといったらそうではありません。
ダニ捕りの母
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一般的には、夏に充分に吸血したマダニは動物から離れて産卵し秋には幼マダニへと成長します。
その後幼マダニは冬眠に入るため、「冬はマダニがいない」と勘違いする要因になっているようです。
年間通して活動するマダニからペットを守らないといけません。
- 犬用の服を着せる
- 予防薬の投与
- 定期的なブラッシング
- 帰宅前のチェック
- ダニ取りグッズの使用
それぞれどのように予防していくのか、詳しく説明していきましょう。
1.犬用の服を着せて肌の露出を少なくする
ペットがワンちゃんなら犬用の服を着せると肌の露出が防げてマダニから守ることができます。
ダニ捕り息子
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犬の体温が高い部位は頭や首、胸、上腕や太腿です。
犬用の服ではすべてを隠すことはできませんが、特に咬み付かれやすい首や胸を隠すのには効果的ですね。
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猫は毛づくろいをする習性もあることから、あまり長時間服を着せるのは好ましくはありません。
しかし、飼い主と一緒に散歩をしたりするようでしたら散歩のときだけでも服を着せると良いでしょう。
2.予防薬の投与を行う
ペットをマダニから守る方法として一番現実的なのは予防薬の投与です。
ダニ捕り息子
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予防薬は動物病院で処方してもらいましょう。
その際、マダニ駆除に対応している予防薬かを事前に確認することが必要です。
また、ノミやダニの駆除薬には副作用があるものもあります。
ペットの体質などを考慮し獣医さんに相談しましょう。
3.ブラッシングなどを定期的に行う
毛が長いペットの場合は特に定期的なブラッシングが必須です。
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シャンプーを怠るとペットの皮膚に脂肪が溜まって蒸れてしまいます。
結果、ノミやダニの温床となってしまうのです。
毎日のブラッシングと定期的なシャンプーでマダニ予防をしましょう。
シャンプーの際は地肌までよく乾かして保湿剤で仕上げてあげるとより効果的です。
4.家に入る前に噛まれていないかチェックする
お散歩後のペットのボディチェックは必ずしましょう。
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- 特に耳の付け根
- 目の周り
- 首
- 胸
- 脇の下
- 太腿の付け根
毛に覆われていて見えにくい部分などは、特に入念にチェックする必要があります。
5.ダニが家の中にいる場合はダニ取りグッズを使用する
最善の注意をはらっても、ダニが家の中に入ってしまう可能性もありますよね。
ダニ捕りの母
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一度設置してしまえば、3ヵ月取替えは不要だからとっても簡単です。
ダニの大敵は乾燥です。
ダニ捕りロボはダニを乾燥させて死滅させる画期的な商品です。
家の中で飼っているペットが、薬剤を舐めてしまうといった心配もしなくて済みますよ。
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芝生でのダニリスクは小さいけれど、ペットへのダニ対策は大事
家の庭の芝生にダニが生息しているというリスクは低いことがわかりました。
万が一芝生にダニがいた場合は、ペットを介して外から持ち帰ってきた可能性が大きいです。
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また、外出から帰宅した際には必ずペットの身体をチェックしてダニが付いてないか見るようにしましょう。
ペットと気持ちが良く過ごしていくには、ダニ対策をしっかり行うようにしましょう。
