- ハリネズミによくあるダニ被害の原因
- ハリネズミをダニから守る3つの方法
- ハリネズミがダニに感染する前にしておくべきこと
ハリネズミを飼っている人なら避けて通れないのがダニの問題です。
ハリネズミは皮膚の病気になることが多く、ダニ症はそのうちの約4割を占めます。
そこで、
「ハリネズミのダニ症って?」
「どうすれば予防できるの??」
…と悩んでいませんか?
ダニ捕り息子
ダニ捕り息子
ダニ捕りの母
この記事では、
ハリネズミのダニ症の予防と人間への対策についてお伝えしていきます。
この記事を読めば、ハリネズミをダニから守ることができるようになりますよ!
可愛いペットを守りたい、人間へ感染するのを予防したい人はぜひ読み進めてくださいね。
目次
ハリネズミ飼育中によくあるダニ被害の原因と治療方法
ハリネズミは皮膚疾患がとても多い動物です。
そして、その皮膚疾患の主な原因となっているのがダニ症です。
ダニ症になってしまうと体をかきむしり、最悪の場合は死んでしまうこともあります。
ダニ捕りの母
ダニ被害の原因と、その治療方法を詳しく解説していきます。
ハリネズミの皮膚疾患の4割はダニが原因
ハリネズミの皮膚疾患の4割はダニが原因と言われています。
ハリネズミをペットとして飼い育てていると、後ろ足で皮膚を掻いているしぐさを見た事がある人もいると思います。
ダニ捕りの母
また、ハリネズミのハリがたくさん落ちているなんてこともあります。
そうなると、かゆみの原因は疥癬(かいせん)というヒゼンダニの感染によって起きる皮膚病の可能性が高いです。
ダニ捕りの母
ヒゼンダニは皮膚の中に疥癬トンネルという穴を作り、そこで産卵しその卵が孵化して成虫になります。
そしてまたトンネルを掘って産卵をするという約10~14日程のサイクルを繰り返して寄生します。
ハリネズミがダニ症に感染した時の症状
ハリネズミがダニ症に感染した場合、このような症状があります。
- 緑っぽい色のうんちをしている
- 後ろ脚で体を掻いている
- 毛・ハリが抜け落ちている
- 食欲がない
- 皮膚が赤くなっている
- フケが多く出ている
- 元気がなく遊ばない
- 声を出して叫ぶように鳴く
- かさぶたができる
症状によっては違う病気も考えられますが、このようなサインがある場合はダニ症の可能性が高いです。
ダニ捕りの母
少しでも気になる症状が出た場合は、すぐに動物病院へ連れて行くことをおすすめします。
ダニ症が起こりやすい場所と治療方法
ハリネズミのダニ症が起こりやすい場所は以下の通りです。
- ハリの付け根部分の皮膚
- 目の周り
- 耳の後ろ(ひどい時は耳の中まで)
ダニ症かな?っと思ったら1度この起こりやすい場所を確認するようにしましょう。
かゆくて皮膚を掻いてしまっているので、フケのようなものが見られたり皮膚が赤くなっていることが多いです。
ダニ捕り息子
ダニ症になってしまった場合の治療方法は主に3つです。
- 殺ダニ剤
- 滴下式駆虫薬
- まれに抗疥癬薬の投薬
基本的には動物病院へ行き、そこで貰ったお薬を使うこととなります。
ハリネズミ専用の薬はなく、小動物用のものしかありません。
なので市販のを分からず使うよりも、しっかりと獣医さんに相談するようにしましょう。
ダニ捕りの母
またダニ症と診断されたら、使用しているケージや回し車を水で綺麗に洗浄し60度以上の熱湯で消毒をしましょう。
ダニ捕りの母
ハリネズミのダニ駆除にかかる料金相場
病院によって処方される薬や、その料金はじゃっかん異なります。
だいたいの相場は以下の通りです。
診察料 | 1000円 |
薬代 | 500円 |
ハリネズミはダニ症だけではなく、小さな腫瘍ができたりと皮膚疾患が多い動物です。
なので、少しでも気になることがあるなら病院に連れて行って、獣医さんに相談しましょう。
ダニ捕りの母
犬猫病院だとハリネズミの知識が少ない獣医さんも多いです。
なので、できるだけ小動物専門の病院に連れて行くようにしましょう。
ハリネズミのような動物のダニ症は人間にもうつるの?
ハリネズミのような動物のダニ症は人間にもうつってしまうのか気になりますよね。
ダニ症は、ハリネズミに触ることで人間にうつってしまう可能性があります。
ダニ捕りの母
- 人間から人間
- 人間からハリネズミ
- ハリネズミから人間
- 人から物を通じてハリネズミ
ダニ捕り息子
ハリネズミがダニ感染症になる3つのケース
ハリネズミがダニ感染症になるケースは以下の3つです。
- 屋外で遊ばせているときにダニに感染する
- エサの中にダニが寄生している
- 飼育している室内の環境が高温多湿
ダニは屋内・屋外とどこにでも潜んでいます。
なので、ダニを一匹も近づけさせない!なんてことは無理です。
しかしハリネズミがダニ感染症になるケースを知っておくことで、ダニ感染症になる可能性を下げることができます。
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1.屋外で遊んでいるときにダニに感染する
ダニは家の中にいると思われがちですが、家の外にもいます。
土や草、木などの植物また昆虫・小動物にくっついていることがあります。
ダニ捕りの母
森林や河川敷はもちろんですが、屋外にはとても危険なマダニや色んな種類のダニが多く潜んでいます。
ダニ捕り息子
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完全に外で遊ばせないのは可哀想なので、行動範囲を清潔なところに絞ったり、しげみに近づけさせないなどの最低限の対策は必要です。
2.エサの中にダニが寄生している
ハリネズミに虫などの生き物を与える場合、その虫に寄生していることがあります。
特に注意をしなければならないのがミルワームです。
実はそのミルワームにダニが寄生していて、それを食べることによってうつることがあります。
ダニ捕り息子
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ダニが寄生しているリスクが高いのは生きているミルワームです。
ミルワームは、乾燥状態・生の状態・生きている状態の3つの状態で販売されています。
なので、ハリネズミに与えるなら乾燥しているミルワームがおすすめです。
3.飼育している室内の環境が高温多湿
ダニは高温多湿な環境を好み繁殖します。
ハリネズミを飼育している室内が高温多湿になるとダニが発生し繁殖しやすくなります。
ダニ捕りの母
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なので、定期的な換気をするように心がけましょう。
また特に注意が必要なのは梅雨の時期で、室内は高温多湿になりがちです。
梅雨の時期は窓を開けての換気が難しいので、除湿器を使ったり風通しの良い場所にハリネズミのケージを移すなどの対策をしていきましょう。
ダニ捕りの母
可愛いペットのハリネズミをダニから守る3つの方法
ダニはハリネズミにとって天敵なことはお分かりいただけたと思います。
そこで、可愛いペットのハリネズミをダニから守る3つの方法を紹介していきたいと思います。
- ハリネズミを清潔に保ち感染のリスクを減らす
- 月に1度はお風呂に入れる
- ダニを防ぐためにハリネズミの生活環境を清潔に保つ
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1.ハリネズミを清潔に保ち感染のリスクを減らす
ハリネズミを清潔に保つことで感染のリスクを減らすことができます。
ハリネズミを清潔に保つにはやはり、外に出さないことが1番の方法です。
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どうしても外で遊ぶのが好きなハリネズミはお風呂に入れてあげることで、予防できます。
2.月に1度はお風呂に入れる
ハリネズミは最低でも月に1度はお風呂に入れてあげましょう。
また外で遊ばせた場合は、その度にお風呂に入れてあげるようにしましょう。
ダニ捕り息子
ハリネズミをお風呂に入れるときの以下のポイントに注意してください。
- 人肌程度のぬるま湯をゆっくりと後ろ足から
- 動物用のシャンプーを使用する
- お風呂を出たあとはしっかりと水分を拭き取る
- 乾かすときにドライヤーは使わない
ハリネズミのお腹を手で持って、顔にお湯がかかってしまわないように注意しながら優しくかけてあげましょう。
また水分をしっかりと早く拭き取ることも重要です。
水分が残っていると皮膚のトラブルの原因となってしまうのでハリとハリの間もしっかりと拭き取るようにしましょう。
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またハリネズミがやけどする可能性があるので、乾かすときはドライヤーを使うのはやめましょう。
3.ダニを防ぐためにハリネズミの生活環境を清潔に保つ
ダニを防ぐためには、ハリネズミの生活環境も清潔にする必要があります。
ダニ捕りの母
- 換気をする
- 日当たりのいい場所にケージを置く
- 床材をこまめに交換する
- 防ダニグッズを使う
ダニが繁殖しやすい高温多湿な環境を避けるためにも、定期的に換気をすることが大事です。
日陰のジメジメした部屋にケージを置くとそれだけでダニ症に感染してしまう恐れがあります。
ダニ捕り息子
できるだけ床材は毎日の交換を心掛けてください。
ダニ捕り息子
そして防ダニグッズを使用してダニの発生・繁殖を防ぐのも有効的です。
防ダニグッズは防ダニスプレーなどがあり、赤ちゃんがやペットがいる家庭で使えるものもあります。
防ダニスプレーとは!?おすすめ10選をチェックする

ハリネズミはダニに感染してからの対策では手遅れ!事前に予防をすることが大切
大切なハリネズミをダニの感染から守るためには、清潔に保つことやダニの好む高温多湿を避けてあげるということが重要です。
ダニ捕りの母
また、ハリネズミをダニ症から守るにはダニ捕りロボもおすすめです。
ダニ捕りロボは天然由来の成分で出来ているので、ハリネズミのケージの中に入れておいても安心です。
ダニ捕りの母
ダニ捕りロボの詳細情報についてまとめてあるので、ぜひご覧ください。
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