【油断大敵!】冬でもダニは発生する「寒さに強い虫」って本当?繁殖を防ぐ対策法!

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この記事でお伝えすること
  1. 冬でもダニが発生する理由
  2. 冬にダニが発生しやすい家の特徴
  3. 冬に発生するダニの対策

ダニは虫だから冬はいない、また少ないと思っていませんか?

確かにダニは梅雨時期から夏場のような、高温多湿の条件で大量に発生します。

しかし、逆に言えばその条件さえ整ってしまうと、冬でもダニは繁殖してしまいます。

そこで

「冬でもダニが発生する条件は?」

「冬に発生するダニの対策はあるの??」

…と悩んでいませんか?

ダニ捕り息子

家の構造によってダニの繁殖しやすさが違うってホント?

ダニ捕り息子

冬はどんなダニ対策が必要なんだろう?

ダニ捕りの母

冬でもしっかりとしたダニ対策が必要だわ。

この記事では、

冬でもダニが発生する条件と対策についてお伝えしていきます。

この記事を読めば、冬のダニ対策ができるようになりますよ!

冬のダニ対策もしっかりとしたい人はぜひ読み進めてくださいね。

冬にもダニに刺されることがある?発生する条件について

冬になればダニは少なくなる、いなくなると思っていませんか?

冬でもダニは生存していますし、条件が重なれば増え続けます。

なので、ダニ対策をしていなければ冬でも刺されてしまいます。

ダニ捕り息子

ダニは生命力が非常に強いんだね…

まずは発生しやすいダニや条件などを確認してみましょう。

最も発生しやすいのはコナヒョウダニ!

ダニの種類は日本で見つかっているだけで、約2000種いると言われています。

その中でもコナヒョウダニは、最も発生しやすいダニです。

その理由は、乾燥に強いことがあげられます。

基本的にダニは乾燥に弱いですが、他のダニと比べるとコナヒョウダニは乾燥に強いです。

ダニ捕りの母

近年の都市化や冷暖房などの普及により、室内湿度が低下することもコナヒョウヒダニが多くなっている理由ね。

また、コナヒョウダニは主なアレルギー物質の生産者と言われています。

アレルギー疾患の発症や悪化は、このコナヒョウダニが大きく関わっていると言えます。

温度25度以上・湿度60%でダニは繁殖する

ダニは高温多湿で繁殖が活性化されます。

ダニが大繁殖する具体的な数字は、温度25度以上で湿度60%となっています。

この条件が重なる期間が、梅雨時期~夏場となっています。

ダニ捕りの母

ダニは梅雨~秋口まで増え続けると言われているのよ。

また最近の住宅は気密性が高いので、室内の湿度が高くなりやすいです。

そのため知らずのうちにダニが住みやすい環境を作ってしまっている可能性があります。

ダニ捕りの母

ダニの繁殖にはダニのエサも要素の1つなのよ。

人間のフケや埃を餌にしている

ダニは人間のフケやほこり、また髪の毛や食べ残しなどもエサにします。

先ほどお伝えした、温度25度以上で湿度60%とダニのエサが大繁殖させる条件となります。

ダニ捕り息子

「ダニの繁殖=温度25度以上で湿度60%+エサ」になるんだね

人間のフケやほこりは完全に取り除くことはできません。

ですが、こまめに掃除機をかけたり、拭き掃除をすることでダニの繁殖を抑えることができます。

冬にダニが発生しやすい家の特徴

冬にダニが発生しやすい家には特徴があります。

それは暖房器具などを使って、ダニが繁殖する好条件を満たしてしまっている家です。

ダニが大繁殖してしまう条件は、温度が20~30℃・湿度60~80%そしてエサが豊富にあることです。

ダニ捕り息子

ダニは人間のフケやほこりなど、色んなものがエサになるんだよね…

その条件を満たしてしまうのは、どのような時なのか詳しく解説していきます。

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ストーブやホットカーペットを常につけている

冬には欠かせないストーブやホットカーペットですが、常につけていると温度が上がりダニの好む環境になってしまいます。

温度が上がると条件を満たしてダニは繁殖してしまいます。

ダニ捕りの母

ダニの繁殖する条件は、私たち人間の過ごす快適温度・湿度でもあるの…

私たちが好む環境とダニが好む環境が同じなので、人間が多く過ごす場所はダニが繁殖しやすいということになります。

また、ストーブやホットカーペットを使うことによって外との気温差で結露が発生してしまいます。

ダニ捕りの母

ストーブ・ホットカーペット・結露によって、冬でもダニが繁殖しやすい条件が整ってしまうのね。

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加湿器を常につけている

加湿器を常につけていてもダニが発生しやすくなります。

加湿器は肌や喉の乾燥が気になる冬に欠かせません。

しかし、加湿器をつけることによって湿度が上がり、ダニが好む環境になってしまいます。

ダニ捕りの母

湿度が60%以上になると、ダニにとっての心地いい環境になってしまうわ。
加湿しすぎを防ぐのに有効なこと
  • 晴れた日は換気を行う
  • 湿度を湿度計でチェックする
  • 加湿器の掃除をこまめに行う

ダニの繁殖を防ぐためには、少し加湿したい気持ちを抑えてしっかりとした換気も必要になります。

また加湿をしすぎてしまうと、ダニだけじゃなくカビも発生してしまうので注意しましょう。

洗濯物を部屋干しにしている

洗濯物を部屋干ししている家は天日干しをしている家に比べて、ダニは2倍も繁殖すると言われています。

先ほどもお伝えしたとおり、ダニは高温多湿の室内を好む生き物です。

部屋で洗濯物を干すということは、湿度が上がってダニが繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

ダニ捕り息子

でも天気が悪くて、どうしても部屋干しをしなきゃいけない場合はどうするの?

ダニ捕りの母

雨などで部屋干しをしなきゃいけないときは、エアコンの除湿機能がおすすめよ!

エアコンには除湿機能(ドライ機能)がついています。

この機能を使って、洗濯物から出る湿気を取り除くことができます。

ダニ捕りの母

普通に部屋干しするより、早く乾くから部屋干しの嫌なニオイもつきにくいわ!

クローゼットに湿気がたまると服にダニがつくかも!

クローゼットにもダニが繁殖する場合があります。

クローゼットは基本的に閉めっぱなしなので、そこに湿気がたまりダニが発生します。

ダニ捕り息子

雨が降ったときはなおさらだよね…

クローゼットを開けてジメジメしていたら、要注意です。

ダニは居心地のいい場所を見つけると、そこに住み着きどんどん繁殖します。

なので、定期的に掃除機をかけて、ホコリをとったり湿気をとるためにクローゼットと窓を同時に開けたりすることが大切です。

ダニ捕りの母

クローゼットの中身を3分の1ずつ天日干ししたり、アイロンをかけたりすつのも有効よ!

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冬に発生するダニを対策するために出来ること

ここまで見ていただけたら、冬にダニが発生してしまう理由が分かってもらえたと思います。

もう1度、冬にダニが発生してしまう理由をおさらいすると…

冬にダニが発生する理由
  • 暖房器具などを使うことで温度が上がる
  • 加湿器などを使うことで湿度が上がる
  • 洗濯物を部屋干ししている

つまり、人間の快適な温度はダニの快適な温度でもあるんです。

そこで、冬に発生するダニを対策するために出来ることをご紹介していきます。

定期的な洗濯と天日干し

当たり前ですが、定期的な洗濯と天日干しは必ず行いましょう。

洗濯で清潔を保ち、天日干しでしっかりと日光に当てることは大切です。

ダニ捕りの母

冬は洗濯物が乾きにくいけど、日光は殺菌効果があるから天日干しは大事よ。

どうしても部屋干しをしなければいけない場合は、エアコンの除湿機能を使いましょう。

ダニ捕りの母

それと冬は洗濯物が乾きにくいから、洗濯機の機能を変えるのもおすすめよ!

冬はトレーナーなど厚くて重めの衣類が増えます。

なので脱水時間を少し長めにして、しっかりと脱水するのも効果的と言えます。

部屋を定期的に換気する

部屋を定期的に換気することは冬でも重要です。

ダニの体の80%は水分でできているため乾燥に弱いです。

なので、定期的に換気することで湿度を下げることでダニを弱らせることができます。

ダニ捕りの母

冬の湿度は平均すると20〜30%だから、ダニには厳しい環境と言えるわ。

換気をするなら湿度の低い午前12~16時がおすすめです。

換気する時間は、広さによって変わってきますが1回10分程度で湿度を下げることができます。

ダニの卵を退治するために掃除機をかける

ダニは卵を産み繁殖していきます。

なので、定期的に掃除機をかけてダニの卵を退治する必要があります。

ダニの卵は乾燥や冷気に強く、ある程度の条件であれば2~3日で孵化します。

ダニ捕りの母

ダニは3週間程度で成虫になってしまうわ…

また、ダニの繁殖は多く、1組のつがいが2ヶ月で3000匹にもなると言われているので卵を退治するのはとても大事になります。

ダニ捕り息子

生命力が強くて、繁殖力も強いんじゃ数が増えるばかりだね…

卵の繁殖を防ぐなら、生きてるダニを捕獲してくれるダニ捕りシートがおすすめです。

ダニ捕りシートは赤ちゃんや体の弱い人にも安全に利用できます。

また、ダニ捕りシートはダニを誘導して捕獲するので、放置しておくだけで勝手にシートに集まってきます。

興味のある方はぜひご覧になってください。

注意!冬の冷気ではダニは退治しない!

ダニは生き物ですが、冬の冷気では退治できることはありません。

ダニに対して様々な温度環境で、どれくらい退治できるのかを実験したところ0度の環境下で30時間も生き続けたデータがあります。

ダニ捕りの母

ちなみに-10度でも3時間以上生き続けたわ…

なので、冬の冷気でダニを退治するのは現実的ではありません。

冬でもダニ刺されは起こりうる!定期的な換気と掃除機がけを!

冬でもダニ刺されが起こることが分かっていただけと思います。

今は冬でも快適に過ごすことができます。

人間の快適な温度はダニの快適な温度でもあるので、冬でもしっかりとダニ対策をする必要があります。

ダニ捕り息子

ダニが大繁殖する条件は温度25度以上・湿度60%だよね!

定期的な換気と掃除機がけでダニのストレスがない生活を送りましょう。