この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
- 猫のフケが増殖する原因とは?
- 疑うべき皮膚炎の症状とは?
- 効果的な猫のフケ対策とは?
ある日、猫を撫でて可愛がっていると大量のフケが…といったことはないですか?
いざ、猫のフケ対策をしようと思っても…
「猫のフケは何が原因なの??」
「どんな猫フケ対策をすれば良いの??」
…と悩みや不安は尽きないですよね。
ダニ捕りの母
この記事を読めば、正しい猫フケ対策の方法がわかり、猫が健康で生活できますよ!
猫のフケでお悩みの人は、ぜひ読み進めてくださいね。
目次
かゆみの原因?そもそも猫のフケとは
ダニ捕り息子
ダニ捕りの母
この章では猫のフケを簡単に解説するよ。
猫のフケとは、身体の皮膚が時間の経過により、古くなり剥がれ落ちた角質のことです。
人間と同様に皮膚の細胞は、一生をかけて分裂を繰り返し行っています。
この皮膚の細胞分裂による新陳代謝に伴い、フケが必然的に出てきます。
ダニ捕りの母
このフケを放置しているとかゆみや抜け毛などの症状に繋がるので要注意です。
フケ対策については後の章で詳しく解説していきます。
次は、フケが増える原因について見ていきましょう。
猫のフケが増えるのはなぜ?疑うべき原因とは
ダニ捕り息子
ダニ捕りの母
- 乾燥した部屋
- 飼い主のお手入れ不足
- ストレス
- フード(餌)の栄養素の偏り
- 老化
自分が知らないうちに猫を苦んでいないか、生活環境を見直してみましょう。
それでは、順に解説していきます。
乾燥した部屋
猫の皮膚は、人間の皮膚と同様に生活空間の空気が乾燥しているとフケが出やすくなります。
その原因は、皮膚の水分が空気中に逃げていき、細胞の入れ替えが早くなるためです。
結果、古くなった皮膚がどんどん剥がれ落ちるのでフケの量の増加に繋がります。
特に梅雨時期や夏は空気が乾燥しやすいので、対策が必要です。
ダニ捕り息子
飼い主のお手入れ不足
猫のお手入れの中で特に重要になるのが、ブラッシングです。
猫は自ら毛づくろいをすることで、フケを落とし綺麗に掃除をしています。
しかし、猫によっては毛づくろいをあまりしない場合もあり、その分だけ飼い主が代わりにブラッシングしてあげる必要があります。
逆に飼い主が必要以上にブラッシングをすることで皮膚が刺激され、フケが増えてしまうこともあるので要注意です。
ダニ捕りの母
ストレス
猫は人間以上にストレスを感じやすい動物です。
特にストレスを感じる環境は次の4つです。
- 猫同士の相性が悪い(不仲)
- 引っ越しなどによる環境の変化
- 見知らぬ人が多く気が休まらない
- 近隣での騒音
これらの原因は飼い主の生活に深く関わっているので、猫が自ら解消することは難しいのが実情です。
ダニ捕り息子
フード(餌)の栄養素の偏り
飼い主が毎日の食事で与えているフート(餌)もフケの原因になりえます。
キャットフードなどフード(餌)の栄養素が偏っていると皮膚が健康を維持するのに必要な栄養が不足し、皮膚が剥がれ落ちてフケとなってでてきます。
次の原材料から得られる栄養素が大切になってきます。
- たんぱく質
- 脂肪
- 炭水化物
- 必須脂肪酸
- ビタミン
- ミネラル
信頼できるペットフードメーカーのフード(餌)を選びましょう。
ダニ捕り息子
老化
人間と同様に猫も老化に伴い、皮脂の分泌が低下してしまいます。
皮脂の分泌が低下すると皮膚の水分が奪われ、乾燥しやすい状態になります。
その結果、必要以上に皮膚が剥がれ落ちフケとなってでてきます。
動物の老化は避けられないものなので、その分、飼い主が小まめにお手入れをしてあげましょう。
ダニ捕りの母
ダニ捕り息子
もしかして病気かも?皮膚炎の疑いがあれば獣医師に相談しよう
ダニ捕り息子
ダニ捕りの母
皮膚炎の症状をについて詳しく解説するから、気になる猫の症状がないか確認してみてね。
- 皮膚炎の種類
- 皮膚炎の症状
猫が病気かもしれないという視点で、この章を注意深く読み進めてほしいです。
それでは、順に解説していきます。
皮膚炎の種類
- アレルギー性皮膚炎
- ツメダニなどによる皮膚炎
- カビによる皮膚炎
それぞれで症状が異なるので、特徴を上手につかんでいきましょう。
アレルギー性皮膚炎
アレルギーの原因は、主に食事に含まれるアレルゲン(アレルゲンの原因になるもの)やダニ・ノミ・ハウスダストなど様々なものが考えられます。
主な症状としては、かゆみです。
このかゆみが酷くなると、猫が全身を掻きむしり抜け毛が目立つようになります。
ダニ捕り息子
ツメダニなどによる皮膚炎
カーペットやクッションなど猫が使用しているが不衛生だとダニやノミ・シラミが発生し、これが原因で寄生虫による皮膚炎が起きます。
主な症状としては、疥癬です。
湿疹やかさぶたを伴う抜け毛が見受けられます。
原因となる寄生虫には、ダニ・ノミ以外にもツメダニ・ネコノミ、ネコハジラミなど種類が多いです。
ダニ捕りの母
カビによる皮膚炎
カビの一種であり、皮膚に潜在する皮膚糸状菌が原因で皮膚炎が発症します。
主な症状としては、円形の脱毛・湿疹、フケが大量に発生します。
野良猫や屋外で感染する可能性もあるので、完全に室内で飼育することが安全です。
ダニ捕り息子
皮膚炎の症状
様々な皮膚炎を解説してきましたが、ここでは確認するべき症状を整理します。
- フケがでる
- 身体をかゆがる
- かさぶたができる
- 毛が脂っこくなる
- 毛が抜ける
- 発疹がでる
これらの症状が強く出ていれば、猫が皮膚炎になっている可能性が高いです。
直ぐさま、病院で検査を受けて治療を行いましょう。
治療が遅れると症状が益々酷くなるので、注意深く猫の所作を確認するようにしてください。
ダニ捕りの母
生活環境を見直そう!猫のフケ対策5選
ダニ捕り息子
ダニ捕りの母
- お風呂のシャンプーは低刺激を選ぶ
- ブラッシングで肌へマッサージ
- 部屋に加湿(保湿剤)を置く
- 餌のキャットフードを変えてみる
- 猫用玩具でストレス解消させる
それぞれ、順番に見ていきましょう。
お風呂のシャンプーは低刺激を選ぶ
猫のフケが過剰な量である場合は、猫用の低刺激シャンプーに変えてみることをおすすめします。
シャンプーの頻度は月に1回程度がちょうど良いです。
また、シャンプー時は、以下の2点に注意しておきましょう。
- シャンプーは残さずにシャワーで洗い流す。
- シャンプー後はタオルで水分を拭き取る。
ダニ捕りの母
ブラッシングで肌へマッサージ
猫のフケ対策には、ブラッシングでの肌マッサージが効果的です。
ブラッシングの効果は主に次の2つです。
- 肌へのマッサージ
- 毛についたフケを取り除く
強くブラッシングしたり、過度にやり過ぎると皮膚が炎症を起こすので、注意しましょう。
また、猫のリラックス効果にもつながるので、欠かさず行って欲しいです。
ダニ捕り息子
部屋に加湿(保湿剤)を置く
空気が乾燥しがちな梅雨時期や夏は特に湿度対策が必要です。
一番の対策は、部屋に加湿器を置いて、随時湿度を調整することです。
また、小まめに部屋の換気を行うことも対策として有効になります。
実は、理想的な湿度55%を部屋の換気だけで安定して保つことは難しいです。
必要に応じて、エアコンや除湿機を使用することをおすすめします。
ダニ捕り息子
餌のキャットフードを変えてみる
しっかり普段のお手入れもしているのに猫のフケが目立つという場合、フード(餌)を疑ってみましょう。
キャットフードの栄養バランスが偏っている、あるいは自分の猫に合っていない可能性があります。
いつもと違うものに変えてみた結果、過剰なフケがおさまったという例が多いです。
また、食事回数が少なすぎる、あるいは多すぎるといったことも見直してみましょう。
ダニ捕りの母
猫用玩具でストレス解消させる
人の生活に深く関わっている猫なので、ストレス環境の改善はなかなか難しいかもしれません。
そのため、溜まったストレスを発散させてあげることが効果的です。
次の2つに取り組んでみましょう。
- 猫と一緒に動いて遊ぶ。
- 猫が一人で楽しんで遊べるよう玩具を購入する。
ダニ捕りの母
ダニ捕り息子
【まとめ】猫のフケは病気のサイン!病院での治療や生活習慣を見直そう
- 猫のフケが増殖する原因とは?
- 疑うべき皮膚炎の症状とは?
- 効果的な猫のフケ対策とは?
以上のように、猫のフケは皮膚炎を見抜く重要なポイントです。
前章で解説した中で気になる症状があれば、直ぐさま病院で検査を受けるようにしてください。
また、飼い主の生活習慣に深く関わっているので、この際に見直してみましょう。
可愛い猫との生活を楽しめるように、正しいフケ対策を行いましょう。